2006年12月07日

密着!愚痴ビジネス24時

夜の帳が降りた、師走の三条河原町。
忘年会シーズンを前に、町もなにやら落ち着かない雰囲気。

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その店は、そんな町並みにひっそりとたたずんでいた。

「愚痴聞き屋」

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※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています

今回、日本で初めて愚痴聞き屋の店主への接触に成功した。
決死の覚悟で、独占インタビューを行った。

Q:いつから、ここで愚痴聞き屋をしているのですか?
「今日からです」

Q:綺麗な服装ですね
「顧客の信頼を勝ち取るには、外見が大事ですから」

Q:でも、靴はスニーカーなんですね

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「これは、怖いお兄さんが来たときに、ダッシュで逃げるためです」

Q:お客さんは来ましたか?
「今日はゼロです。まぁ初日ですから。課題はたくさん見つかりましたよ」

Q:どんな課題が見つかったんですか?
「それは言えません」

Q:一つくらい教えてもらえませんか?
「企業秘密ですからダメです。出て行け!営業妨害で訴えますよ!」

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立ちはだかる黒服の男性。この店の用心棒だろうか。

ひとまず退却をする取材班。
しかしどうしてもあきらめられず、周りを見渡していると、何かを調査しているらしき女性を発見した。

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早速、話を聞いてみた。

Q:何をしているんですか?
「いや、別に」

Q:愚痴聞き屋さんの方ですか?
「・・・」

Q:そのメモは何ですか?
「・・・何でも無いです」

Q:「グチビジネスの市場調査ですか?」
「忙しいので、話しかけないでもらえますか」

Q:メモを見せてもらえませんか?
「それは出来ません」

Q:写真を一枚とっても良いですか?
「ダメです。出来ません。あ、ちょっと、やめて下さい!」

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何とかメモの撮影に成功した取材班。
そのメモには、グチビジネスに対する周りの人の反応がびっしりと書き込まれていた。
そのメモの一部を極秘で公開。

・年齢層は10-50代まで様々
・一人のお客さんはちらっとこちらを見る人もいるが、基本的には無反応
・1-2分に一度は何らかの反応が見られた
・カップルはこちらを見てちょっと盛り上がっている
・「やってみたいけど、30分も話す愚痴は無いなあ」
・「寒いしなあ」
・見て笑う人がいるので、お客さんが来たときに気になるかもしれない

午後10時近くになり、閉店の順日をする愚痴聞き屋さん。
こっそり後をつけると、とある手相屋さんにヒアリングを行っていた。

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※プライバシー保護のため、画像を一部加工しています

常にどん欲に知識を求めるその店主の姿に、
グチビジネスの新しい可能性をかいま見た一日であった。