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2008年11月09日

野食勉強会10

野食勉強会10を行いました。

テーマは「遺伝子組換え食品~何をどう変えているの?」。

天然の食材の魅力に目を向けるのが野食であるとすれば、その対極に位置するのが遺伝子組換え食品ではないでしょうか。

人類の食料生産力を大幅にアップさせる面白こわい技術です。

名前は有名ですが、はたして我々はこの技術についてどれだけ知っているのか。何をどう変えていて、何が問題視されているのか。それが今回の勉強会のテーマです。

まずは方法に関して。PEG法・電気穿孔法・パーティクルガン法・アグロバクテリウム法など、人類の英知が生み出した驚異の技術について概略を勉強しました。

さらに、除草剤耐性を持たせた大豆や日持ちのするトマト、害虫対策で毒性を持たせたトウモロコシなど、具体的な作物の例についても学びました。

望ましい形質をごっそり入れている訳ではなく、特定のタンパク質を作らせたり作らせなかったり、かなりピンポイントで変えているというのが興味深いです。

遺伝子汚染や生態系への悪影響といったシビアな問題もあります。これらについても触れました。

初期の遺伝子組換え作物は除草剤耐性や害虫への毒性など、生産の効率化を目指したものが多く、これだけ技術的な介入を行った農業はもはや工業みたい、という意見がありました。

農業が工業化されればされるほど、「天然」の価値は増していきます。そして野食の価値も上がっていくわけです。

勉強会に先立ち、皆で料理を作って食べるという流れは定例化しつつあります。今回は筑前煮、蕪とマイタケの炒め物でした。おいしかったです。